【闇】信じるな!薬剤師の転職エージェント比較ランキングやおすすめサイトの裏側

薬剤師の転職エージェントランキング、おすすめサイトの裏側

こんにちは。薬剤師専門の転職エージェントジョブホ薬剤師です。

転職サイトやエージェントを選ぶ際に、「ランキング」や「順位」を見て参考にされる方は多いのではないでしょうか?

実は、あのようなサイトには裏があり、純粋にランキングづけされているものではありません。

本日は、薬剤師の転職エージェントランキングやオススメサイトの闇についてご紹介します。

ランキングサイトやおすすめサイトについて

結論から言うと

・「薬剤師 転職サイト おすすめ」「薬剤師 転職エージェント ランキング」

などの検索ワードで上位に表示されるページはほとんどがアフィリエイトなどです。分かりやすくいうと、本当に良いと思ってオススメしているものではなく、営利的に人工的にまとめられているものと考えた方が良いです。

比較ランキングという形で転職サイトに順位をつけたり、転職ブログで各転職エージェントへの感想を述べて比較しているものがありますが、そのサイトを通じて転職サイトに登録があった場合にサイトの運営者側に収益が発生するというものです。

アフィリエイトとは
インターネットの成果報酬型の広告。ユーザーがサイトに掲載されている広告主の商品の購入やサービスの申し込みをすれば、広告主は広告を掲載しているサイトの運営者に売り上げの一部を報酬として還元する仕組み。

https://www.valuecommerce.ne.jp/affiliate-about/

アフィリエイトとは? 【図解で解説】始め方から報酬獲得までの流れと仕組み

比較ランキングやオススメサイトなども運営するのにサーバー費用や運営費用などのお金ががかかります。WEBで検索して出てくるページは、誰かが手を加えて作業したものが見えているので、なんのために費用をかけているかと利益を生むためです。

本当に良いものだからオススメしているというものではなく、ビジネスとして運営しているということを理解しましょう。

たまに、自分が使って良いと思ったものを純粋に広めたいという思いで記事を書いている方もいますが、9割程度はアフィリエイトと思って間違いないでしょう。

アフィリエイトを上位にそれ以外を下位に

ランキングサイトを見ていると大体同じ転職サイトが上位に表示されています。掲載側(サイトの運営側)としては、アフィリエイトの広告収入が高い転職サイトを優先的にポイントを高くランキング上位に表示して、収入が得られないサイトを下位に表示しているケースがあります。

具体的な事例
例えば薬剤師の転職エージェントランキングというサイトであれば上位1~3位はアフィリエイトで非常に点数や評価を高く記入し、4位以降は特にアフィリエイトではないため点数や口コミでも厳しめに記載しているといった具合です。

これは薬剤師の転職サイトに限ったことではありません。オススメのプロテインランキング!や、オススメのビジネス本ランキング!などアフィリエイト広告が可能な商材は同じような造りになっている事が多いです。また薬剤師以外の職種の転職サイトランキングでも同様なサイトが多数存在します。

リンク(URL)で判別できる

アフィリエイト広告のサイトかどうかはサイトのURLを見ればある程度判別できます。

サイトを経由して、転職エージェントに登録があったかを判別するために、アフィリエイトでは通常のURLと異なったURLになります。なので大体はリンク先のURLを確認すればアフィリエイトかどうか分かります。

弊社でもこの記事の編集の際に、ランキングやオススメサイトを10記事程度調べましたが、

薬剤師転職サイトのランキング上位はもれなくアフィリエイトのURLになっているケースが多いです。

信用できるのか?

結果的にランキングが信用できるかというとそうではないという結論に至ります。そもそも転職サイトや転職エージェントが良いのかどうかは、担当者によって非常に変わってきます。

求人数が多かったり、サービスの歴史があっても、担当者の能力が低く的外れな求人を提供されたり、全く希望と違う求人を提供されるなどのケースも多々あります。

なので、ランキングが良いから、全ての相談者にとって良いというものではありません。

大手の転職エージェントほど売り上げやノルマに厳しいケースが多いので、割と強引に転職を勧められる事もあります。中には、相談者のキャリアがどうなっても興味がなく転職してくれさえすれば良いと考えて、転職を勧められますので気をつけましょう。

大手のサービスの方が求人数としては多そうな印象ですが、ある程度のグループ企業の求人は各エージェントが保有しているためあまり変わりません。また、勤務地は家から1時間圏内で探す方が多いのでそういった方であれば、ある程度の求人は各エージェントで被ってきます。

中には求人数5万5千件と謳っている薬剤師の転職サイトもありますが、薬局数約6万件、病院数約8000件、プラス企業数千件と考えても現存している法人の大多数が求人を募集していることになりますので、ありえません。

結局どこが良いの?

色々と調べた上で、まずは気になった1~2個の転職サイトに登録してみましょう。他のサイトが信用できない、今までのエージェントが不満だったが、ちゃんと相談に乗ってもらいたいという方は弊社にご相談ください。

重視するポイントは基本的には【求人数】【サービス、担当者の質(希望にあった求人の提案があるかや業界、情勢を含めて提案しているかなど)】【サービスの実績】などになるかと思います。

ただ、自分がどういったサービスを求めるかによってお勧めが変わってきます。

例えば、

とりあえず早く求人が欲しい人は、電話とメールだけで対応するようなエージェントが良いでしょう。

また、色々と悩みがあって相談もしたいし、転職に失敗したくないという方はじっくりと面談をして、求人を提供してくれるエージェントが良いでしょう。

その人がどういった背景でどういったサービスを求めるかによって適したエージェントが変わってきます。

注意点としては、正社員と派遣では、エージェントの必要な資格が変わってきますので、そもそも派遣は扱っていないエージェントや、派遣に強いエージェントがあります。

知っておくべきポイント
また、大前提として大体の転職サイトや転職エージェントの収益のポイントは、転職が決まった場合の人材紹介手数料です。転職が決まらなければ利益がでませんので、転職サイトやエージェントを利用する際はその点もきちんと理解しておきましょう。

薬剤師の転職エージェントの仕組みについては下記の記事を参考にご覧下さい。

最後に

本日は薬剤師の転職エージェントランキングやオススメサイトの闇についてご紹介しました。

ネットの検索で出てくる情報は、ビジネスが絡んでいる事が多いので本質を見極められるように情報の収集をする事が必要です。転職の際には一度信頼のできる人に相談してみるというのも弊社としては推奨します。

ジョブホでは新卒の就職サイトや就職イベント「ジョブホ薬学生」や中途の転職サイト「ジョブホ薬剤師」を運営しております。

薬剤師専門の転職エージェントとして面談で個々にあったキャリアを提案しておりますので、お悩みの際はお気軽にご相談下さい。

ABOUTこの記事をかいた人

製薬会社にてMRとして勤務。新薬半期売上TOP10や6期連続計画達成などの成績を残した後、ITベンチャー企業にて弁護士向けWEBマーケティング支援を行う。 WEBサービス売上クオーター全社NO1の成績を残し、その後医療系の人材紹介会社にて薬学生の就職支援や薬剤師の転職支援を行う。100名以上の若手薬剤師の就職、転職相談や就職イベント実施した後、独立。現在は薬学生向けの就職サイト/ イベント【ジョブホ薬学生】や中途の転職支援【ジョブホ薬剤師】のサービスを運営。累計約20回実施約数千人参加。 【誠実さと熱意】が売りです。無理矢理、強引に転職を勧めたりしませんのでご安心下さい。相談者に親身になって対応させて頂きます。