病院薬剤師の転職の求人が少ない!?病院薬剤師の求人や募集の探し方とエージェントの病院求人について

病院薬剤師求人の探し方や少ない病院求人転職の注意点

こんにちは。薬剤師専門の転職エージェントジョブホ薬剤師です。

病院薬剤師に興味を持っている、転職しようと思っているが求人や募集の探し方が分からない、少なくて困惑しているという方は多いのではないでしょうか?

本日は、病院薬剤師の求人の探し方や転職エージェントの病院求人についてご紹介します。

当記事の内容に関しては、新卒でも共通点はありますが、基本的には中途向けの記事になりますのでご留意ください。新卒に関しては、弊社でも「ジョブホ薬学生」という病院求人の多い新卒者向けの就職サイトを運営しておりますので、そちらにご登録ください。

中途の方は以下のボタンから転職相談にご登録下さい。

転職エージェントは病院薬剤師の求人が少ない!?

病院希望の方で転職サイトやエージェントに登録される方はあらかじめ薬局の求人数に比べて病院の求人数が少ないことに注意しましょう。これはどの転職サイトでも共通しています。

もっというと、病院と聞いて思い浮かべるような、大学病院や近くの大きな病院(基幹病院や国公立の病院)の求人はほとんど提供されないことを知っておきましょう。

注意点としては、実際は募集や求人はある可能性があるが、転職エージェントからは紹介されないということです。

基本的に、転職サイトや転職エージェントは薬剤師を紹介した企業から手数料として請求して売り上げをあげます。

ただ、以下のような病院に関してはそもそも、そういったエージェントを介さずに採用しているケースが多いため、エージェント側としては薬剤師に紹介する意味がないため求人の提供はされません。

以下のような病院
  • 大学病院など
  • 国立病院機構、JCHOなど
  • 赤十字、済生会など
  • 市町村運営の病院(市立病院、県立病院)など
  • 都市部の300床以上の人気病院

上記に関しては例外を除き募集があっても転職エージェントから求人として提供されることはないと考えた方が良いでしょう。

注意)上記に記載のグループであっても、地方や人手不足の病院では一部エージェントを利用しているケースがあります。あくまで傾向や参考となります。

上記の病院の求人情報を知るには

上記に記載されているような病院でバリバリと転職で病院薬剤師として働きたいという方もいるかと思います。

そういう方は

  • 各都道府県の病院薬剤師会のホームページの求人情報
  • 各病院のホームページ

を確認すれば、病院の求人情報や募集情報がわかるため確認してみましょう。

特に病院の欠員補充の既卒者枠では、欠員が出た段階でタイムリーに「各病院のホームページ」に採用情報が載っているので、本気で急性期の病院を目指すのであれば、ある程度事前に目星をつけて活動していきましょう。

転職の際は、基本的には家の近くや、ある住むエリアが決まっている方が多いので、そこから通えるエリアの急性期や高度急性期の病院を探すとそこまで数はないでしょう。多くても10件20件程度かと思います。

ネットで出てくる求人サイト等には載っていないケースが多いので注意しましょう。

求人の時期について

こちらも新卒か中途で多少動きが変わってきます。

新卒で複数名採用するような大き病院であれば、2023年の4月入社の募集であれば、大体1年前の春から夏(4月頃から8月程度)にかけて募集が始まります。

ただこのタイミングで、新卒と同時に既卒枠(中途)でも募集がある可能性があります。どうしても行きたい病院があるならこのタイミングでチェックしてみましょう。

そこで応募が達しない、または秋以降にも欠員が出た場合は、秋以降にも募集が出ます。

中途の病院求人
基本的には大幅な業務の拡大等がない限り、病院内の薬剤部の人数はある程度定員が決まってますので、誰かが辞めない限りは求人は出てこないことを理解しましょう。

エージェントの病院求人は中小病院がほとんど

それでは転職サイトやエージェントに登録して、どういった病院の求人があるかというと

以下のような病院
  • 200床以下の中小病院
  • 療養型の病院やケアミックスの病院
  • 精神科病院

などの求人が大多数となります。

そもそも病院のうちの6~7割程度が200床以下の病院となっており、中小病院の方が数としては多くなっています。

また国や公的機関が運営している病院ではない、民間の医療法人の割合は約7割程度となっているため、エージェントで提供できる病院の求人が全くないという訳ではありません。

若い層の薬剤師にとっては病院というと実習でいくような大きな病院を想像している方が多いですが、そういった病院ではないことを理解しておきましょう。

中小の病院や療養型、慢性期の病院にはそこでしかないメリットもあります。例えば、当直や夜勤などがない、比較的落ち着いて働ける、給料も薬局と同等の場合があるなど。

どうしても20代後半以降になってくると若い頃よりも体力的なピークが下がってきます。急性期でガツガツと働きたいという方でなければ、一度こういった病院も検討してみるのもありかと思います。

狙ってる病院の求人が出ない場合

薬剤師さんの中には、狙ってる、興味のある病院があるがそこの求人がなかなか出なくてどうしようか悩んでる、、、といった方がたまにいらっしゃいます。

例えば

・地方で家から通える基幹病院が限られている

・どうしても特定の分野の力をつけたい、専門の資格が取りたい

などの理由ですが、どうしてもその病院じゃないといけないのかは改めて良く考えましょう。

がんの治療に携わりたい、専門を取りたいと思っていても、入社してからすぐに希望の業務に携われるとは限りません。

その上でも絶対に行きたいという思いがあるならば、求人が出るまで待ちましょう。ただ、そうでない限りは違う病院もふくめて検討された方が良いかと思います。

転職エージェント(ジョブホ薬剤師)に登録したら

上記を理解して頂いた上で、病院の転職に興味を持っていて求人探しをサポートして欲しいという方は、是非弊社にご相談下さい。まずは、現在の状況や、就職先の希望を面談にてヒアリングさせて頂きます。

その上で、こちらの記事に詳しく記載している通り、病院薬剤師のメリットやデメリットを伝えた上で希望の求人を提供させて頂きます。

転職では就職活動の時と違い「自己分析」などをする事なく、活動される方がほとんどです。

特に病院の場合、向き不向きがあります。客観的に自分がどういった職場が良いのかを分析しないと、向いていない、合わない職場でストレスを抱えながら仕事をすることになります。

そうならないように、自己分析のサポートをした上で、相談者の適性を見ながら転職支援させて頂きます。

ABOUTこの記事をかいた人

製薬会社にてMRとして勤務。新薬半期売上TOP10や6期連続計画達成などの成績を残した後、ITベンチャー企業にて弁護士向けWEBマーケティング支援を行う。 WEBサービス売上クオーター全社NO1の成績を残し、その後医療系の人材紹介会社にて薬学生の就職支援や薬剤師の転職支援を行う。100名以上の若手薬剤師の就職、転職相談や就職イベント実施した後、独立。現在は薬学生向けの就職サイト/ イベント【ジョブホ薬学生】や中途の転職支援【ジョブホ薬剤師】のサービスを運営。累計約20回実施約数千人参加。 【誠実さと熱意】が売りです。無理矢理、強引に転職を勧めたりしませんのでご安心下さい。相談者に親身になって対応させて頂きます。